ボクシングや格闘技の練習でよく見かける光景と言えば、サンドバッグでの打ち込み特訓です。これは基礎中の基礎であり、実は技術と集中力が必要になる、もっとも重要なトレーニングとされています。体を効果的に鍛えたり、ダイエットに効果テキメンというだけでなく、精神的な鍛練にもなると男女ともに注目を集めています。
注目を集める理由は、大きく分けて三つ。まず初めに、ダイエット効果があるという事でしょう。打ち込む動作をひたすら3分間、それを何セットか行うため、有酸素運動による脂肪燃焼効果が期待できるからです。インナーマッスルが鍛えられ脂肪の少ない筋肉質な体に成っていくと、新陳代謝も上がり、リバウンドしない体になれます。
次に、体力のある体に成れるという事。有酸素運動を繰り返す事で心肺機能の強化に繋がり、スタミナの増加が見込めます。また心肺機能が強くなると、肺・心臓・血液の循環機能も強くなるため、体内酵素の循環も活発になり、若々しい体を維持できるというメリットがあります。
そして最後に、集中力の機能が向上するという事。3分間は短い時間と思いがちですが、濃密な運動を詰め込まれると異様に長く感じるもの。しかしインターバルが待っている分、3分間に集中して向き合うため、自ずと集中力が強化されるのです。