健康情報河合

心の健康にも配慮しましょう

心の不調を軽く考えると、場合によっては体の不調よりも重篤な状態に陥ったりします。また心の不調を抱えている人は、自分自身にその自覚が無い事も多々あります。自分のメンタルヘルスの具合だけでなく、家族や友人のちょっとしたサインも見逃さないようにしなければなりません。

一般的に精神的な病気の原因はストレスです。しかし人それぞれストレスだと感じる事は違います。同じ条件で働いていても、それがストレスだと感じる人もいれば、全く気にならない人もいます。「皆が普通に働けているから、自分も大丈夫なはず」と思いこまずに、自分のメジャーでしっかりとそのストレスの重さを判断する事が大切です。

鬱を始めとする様々な心の病気になってしまうと、精神的だけではなく身体的にも様々な不調をきたし、場合によってはベッドから起きられなくなる事もあります。そうなってしまうと再び社会復帰するまでに数か月から数年という月日を必要とし、病院に通った場合には医療費もかさみます。もちろん病院やカウンセリングは心の病には有効な手段ですが、そこで処方された薬から抜けられなくなってしまう事も少なくありません。抗うつ薬や抗不安薬、また睡眠薬の多くは依存性が高い物もたくさんあります。若い女性の場合は服薬中には妊娠も控えなければいけません。
心と体は常にセットで、日々の食生活に気を配るように、心の健康にも配慮した社会生活が必要です。